カメラの視点とレイアウト

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    カメラの視点とレイアウトについて。

    以下、某刑事ドラマを参考に作成しました。



    人物が3人以上いる会話の場合、
    視線の予告みたいなものがあり、AとBがしばらく会話したあと、
    AとBが会話しているイマジナリーラインからずれてBが喋っているのを映すカメラ位置が、
    BとCのイマジナリーライン上になり、Bを見てるCの顔を映すカットに切り替わる、
    という滑らかな視線誘導があります。

    このような工夫で立ち位置を認識しやすい、ということは作品に入り込みやすいということなので注意したい所です。









    カメラの視点に関して、そのシーンで誰の意思に一番フォーカスを当てるか、
    というものあるようです。
    例えばCが寡黙にAとBの会話を見ているシーンで、CはBに聞き耳をたてたい、というのを強めたいときは、
    CとBのイマジナリーライン上でBを映し、
    Aを映すときはAとBの会話のラリーをまとめるためAとBのイマジナリーライン上でAを映します。

    また感情の流れ、みたいなものに着目するカメラワークを意識した場合、
    Aが驚いたカットがある場合、次のカットでAを見るCを映すときは
    AとCのイマジナリーライン上からCを映します。





    基本は、空間を把握させる、立ち位置を把握させる、これを常に意識するだけですね。

    文章だとややこしいですが、
    簡単にまとめるとカットごと会話や視線を動かす人物を結ぶラインを意識してカメラを向けることのようです。



    他にも色々な掘り下げがあるので、徐々に吸収出来たらなぁと。
    映像を「見入る何か」というのがこの部分であるのでしっかりと定着させたいです。





    先ほどからAとBが会話してる場面でも、
    両者を映して引き絵でイマジナリーラインに沿った斜めからのカメラでお互いの視点で切り替える、
    というのがスタンダードです。

    そのスタンダードな切り替えでも、ラリーのときたまに人物の会話の内容や行動であおりにしたり俯瞰にしたりします。
    基本である「視聴者を飽きさせない」以外に、以下の意味合いであおりと俯瞰のカメラ角度を変えるようつめていくようです。


    あおりは、
    机で作業してる人物の顔をよく映したいときに使ったり、
    威圧してくる相手を映すとき、
    など様々です。

    俯瞰は、
    背の高い人物目線から背の低い人物を見るとき、
    座っている人物を映すとき、高い建物から第三者の目線があるとき、
    会話の両者の間のものを映して状況説明を含めるとき(喫茶店でコーヒーが置いてあるなど)、
    など、実際のカメラでも極端な俯瞰の多用は難しいのもあってかあまりみられません。


    人物をカメラで映すとき、
    カメラのピッチングがあおりと俯瞰であるとして、
    カメラのヨーイングとローリングに関して。



    ヨーイングは人物に回り込んで映す角度ですが、
    正面の顔が0度としてそこから角度がつくほど客観性が増す絵になると思われます。
    つまり人物たちの輪に入り込んでいたのがだんだんと外から会話を眺めていく第三者の目になっていく感じです。

    核心をついていく会話になるほど正面に近いアングルになっていき、そうでないときは斜めから映す(スタンダード)、
    と意識してシーンでのアングルの配分をして飽きさせない緩急をつけるのがポイントだと思いました。

    水平が安定だとすると、ローリング、つまりカメラの撮影方向を軸として傾けることについては、
    あおりや俯瞰で収まりきらない人物全体を画面内に収める以外は、
    水平であえてローリングで傾けることはなかなか見かけません。
    角度を付けるという意味では、そのシーンに何かしらの意味があるから角度をつけるなど、
    ヨーイングとは違った客観性が増して方法だとも感じもします。






    ○レイアウト 16:9

    これにも基本的な規則みたいなのがあります。
    AとBが会話するとして、
    喋る相手の方向に空間を作ります。
    また視線の先の方に空間を作ります。




    本当にこれだけを意識するだけでいい感じです。

    会話での人物の立ち位置が離れている場合は人物を画面中心に持ってきたり、
    カメラ正面に向かっての会話では人物を中心に配置したりします。
    (もちろん人物正面でも目線がつけば目線側の空間が開きます)


    あとは立ち位置の状況を意識させることです。

    例:
    例えば美容室で鏡に映る美容師が自分の後方右側にいたとします。
    自分と美容師が鏡に映るカットの次に美容師(正面のアップ)だけを映すカメラに変えるときは、
    美容師を画面左側に配置します。
    座っている自分のポジション、カメラのポジションともに位置が移動せず安定した感じが生まれます。





    引き絵に関しては全体に人物を均等に入れるよう配置します。



    とは言え、レイアウトに関しては心理的なものも含め様々なので、徐々に解析していけたらと思います。
    というのは画面分割の黄金比などの細かな位置の意味もあるからです。




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