BGM制作「音楽理論を嗜む」〜編曲〜

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    作品の映像のいろいろなシーンでより効果的に盛り上げるため、
    よくメインの1曲を土台として、はつらつとするよう明るくしたり、
    哀愁漂う感じに暗くしたり、戦いっぽくかっこよくしたり、
    様々にアレンジが変わるのがアニメや映画のサントラを聴いていて面白い部分でもありますね。

    そこでどういうアプローチで効果的に曲の雰囲気を変えられるか、
    自力でやっているものに少し幅を持たせたく、
    音楽理論も覗きながら研究していこうと思います。
    義務教育のときはほとんど理解してなかったのですが、最近理論の本などを読みなおして
    少しずつわかってきました。
    (以下音楽用語が出てきますが、Google先生がすごい詳しいです…!)


    明るい曲を、暗い曲に変えるのに、
    メジャースケールからマイナースケールに変えてみます。
    単純に転調で雰囲気を変えるという形では、

    例:
    キーをCで作った明るい曲を、キーをAmにして暗い曲にする(平行調)
    キーをCで作った明るい曲を、キーをCmにして暗い曲にする(同主調)

    みたいな感じで、曲の構成音を絞って、コードも機能は変えずに置き換えたりします。


    次にメロディーは同じだけど、一部コードを置き換える(借用和音)こともしたりしてみます。
    (モーダルインターチェンジというらしいです)

    例えば、明るい雰囲気のメインの曲のコード進行を、

    C F G C

    とCメジャーのコード進行を作れば、 Fを同主短調のCmキーからFmを持ってきたり、

    C Fm G C

    和音の機能は同じサブドミナントの犬覆里納菎悗可能という感じでしょうか。

    また、おしゃれな大人っぽい響きも加えてみるならば、

    C Fm G7 C

    と言ったように、ドミナントをセブンスコードに取り替えてみたり、
    明るい雰囲気からマイナー過ぎず少し洒落た感じに変化できたのではないでしょうか。


    最初は以上のことを踏まえずコード進行だけ持ってきて…とかいうやり方が多かったので、
    あやふやでしたが、特に和音の機能のことがわかればどのキーにも対応して理解でき、
    理論が体系的にある程度は掴めるみたいですね。
    細かく見るとコードの専門書もあるくらいなので全然勉強は足りないですが…(汗


    次にアレンジ(編曲)なども工夫してみます。
    理論が乗ってる本などを参考にアレンジを作ってみました。





    テンポ、リズム、音域、アルペジオでの伴奏などなど、細かくみていきます。

    まず今回Cキーで基本のメロディーを自由に作ります。

    そのメロディーに対し、ダイアトニックコードをケーデンスも意識しながらつけていきます。
    それぞれのお題に沿って、雰囲気を出すコード選びも行います。

    ・明るい
    Cキーで、ダイアトニックコードも基本に忠実に付け(少しだけ転回したりクリシェ)、
    基本的なコードで、アルペジオ伴奏を付けます。
    テンポも普通です。
    拍子4/4

    ・暗い
    コードをマイナーコードにします(Cmキーより)
    それに伴いメロディーの一部をマイナーコードの構成音に寄せて軽く変化、
    (マイナーコードを多くして、メロディーは同主調のマイナースケールに)
    テンポは変えてません。
    拍子4/4

    ・はつらつ
    拍子を変え、テンポも変え、歯切れよいメロディーと伴奏に。
    拍子3/4

    ・滑らか
    テンポを遅く、ハープを弾くようにアルペジオで和音を分散させます。
    拍子12/8

    ・忙しい
    テンポを早く、メロディーとハーモニーを歯切れよくします。
    拍子2/4

    ・ゆったり
    テンポをすごく遅く、メロディーとコードは音を重ねてハモらせ、歯切れ良いけどメリハリ、緩急がある伴奏に。
    拍子4/4

    ・やすらぎ
    テンポをすごく遅く、規則的に流れるアルペジオ、音の流れが読めるような伴奏の進行。
    メロディーをハモらせてます。ちなみにハモりは3度下と6度下が基本らしいです…。
    拍子4/4

    ・不安
    テンポはすごい遅いけど、伴奏が時間軸で飛び飛び、さらに音域の上下も激しい、
    dimやaugなどのコードを多めに使います。
    拍子3/4

    ・はかない
    テンポはすごくゆっくり、メロディーの音域はかなり高め、伴奏は規則正しいアルペジオの塊だけど
    塊のつなぎで音域が上下して気持ちの裏のブレみたいなのを出します。
    塊の音の流れは上行で統一し、気持ちが瞬間瞬間盛り上がる感じにするのが良さそうです。
    拍子4/4

    ・力強い
    テンポゆっくり、だけど、メロディーと伴奏で歯切れよく音を重ね、
    下行するハーモニックシーケンスだけど、流れに逆らっていくような進行で。
    拍子2/4

    ・穏やか
    メロディー中音域、コードもメジャーにもマイナーにも寄らない
    ふわふわした感じのを選びます(←アバウト)。
    テンポをすごくすごく遅く、山をゆっくり登ってゆっくり降りるような滑らかなアルペジオ伴奏。
    拍子6/8

    ・激しい
    テンポを遅く、メロディーに音を重ね、前のめりなメロディーに対し伴奏があとから補うように付いてくる感じです。
    マイナーコードを多くして、メロディーは同主調のマイナースケールに。
    拍子3/4


    他にも、奏法や楽器の種類による雰囲気の違い、音楽のジャンル別の編曲なども研究していきたいです。


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